本文は、環境建設学科で卒業論文を提出する学生が作成する要旨投稿原稿作成の執筆要領です。人間−都市環境研究室のために若干の変更を行っています。
1.目的
講演概要集の目的は、聴講者の便宜のため、かつ研究内容を記録に残すために作成します。したがって、専門知識がない読者に対しても研究の目的、考え方、手法および結論を理解できるように配慮して下さい。また、研究の背景のみが書かれたものは要旨とは認められませんので気をつけてください。
2.データ書式
原稿は、Adobe Acrobat4.0~8.0を用いて変換された、PDFファイルで提出して頂きます。ファイルサイズはなるべく小さくなるように留意し、印刷した場合のページ数がA4版・2ページとなるよう原稿を作成してください。また、提出するファイルはPDF形式とし、圧縮ツールは使用しないで下さい。なお、Adobe Reader8.0(アドビシステムズのホームページよりダウンロードできます)を用いて、作成したPDFファイルの原稿が執筆者の意図したとおりに印刷されることを確認して下さい。
PDF化にあたっての解像度の設定は制約を設けません。ただ、土木学会の年次講演会の予稿集や印刷した場合を考慮すると、テキストおよび白黒ビットマップ画像の解像度は1200dpi程度、カラーおよびグレースケールのビットマップ画像(写真等)の解像度は300dpi程度が目安になります。(Adobe Acrobat Distiller4.0もしくは5.0におけるジョブオプションの「Print Optimized」に相当)なお、CD-ROM編集の障害となりますので、PDFファイルにパスワードの設定は行わないでください。
3.使用アプリケーション
原稿作成に使用するプラットフォーム/アプリケーションソフトは問いませんが、最終的に投稿するファイルはPDF形式(Version1.3互換)とし、Adobe Acrobat Reader5.0で表示/印刷できるものとします。PDF化にはいくつかの方法がありますが、上記を満足する限り、執筆者の判断で適宜選択して頂いて結構です。このファイルは Microsoft Wordを使用しています。Microsoft Wordはほとんどの研究室にインストールされていると思われますので、このファイルをそのまま使用すると本文の修正のみで原稿が完成するはずです。ぜひ試してみてください。
4.用紙設定
A4版・縦(210×297mm)とし、上下余白各18mm、左余白25mm右余白15mmを必ず確保して下さい。(上下余白は、柱、ページ記入に必要です。)
5.書式
横書き、48文字/行、42行/ページ程度を標準とします(2段組でもよい)。本文の文字の大きさは10または10.5ポイント程度とし、フォントは、英数字はTimes New Roman/Arial/Symbol等を、日本語はMS明朝、MSゴシック等を使用して下さい。日本語フォントにおけるギリシャ文字(σδε等)の使用は可能ですが、機種/フォントに依存する特殊文字、半角カナおよびHG系のフォントは文字化けの原因となりますので使用しないでください。上記は、異種プラットフォームにおけるファイルの互換性を確保するために必要です。
6.表現方法
文字色は黒とします。図・表・写真等については色の制約はありませんが、白黒モニタ/プリンタに出力した際に問題が生じないよう配慮して下さい。
7.書き出し
原稿の1ページ目には、題目・学籍番号・氏名・ 本文の順に書いて下さい。
題名は第1行の中央に配置し、左側は後からの講演番号記入用にマージンから20mm程度空けるようにしてください。次に1行あけて、学籍番号・講演者名(連名の場合は1行に1名)を右側に寄せて書き、1行あけて本文を書き出して下さい。
8.キーワード・連絡先
1ページ目最下段(フッタ)に罫線を入れ、キーワード(5語まで)を記述して下さい。
9.図・表・写真
図・表・写真等は原稿に張付けた状態でPDF化することとし、別ファイルにしないで下さい。
参考文献
・平成16年度全国大会第59回年次学術講演会実施要領 土木学会誌 Vol.89 2004年2月号 pp1-25
・アドビシステムズホームページ: http://www.adobe.co.jp/