2006年8月5日改定
1.分量 1記事の分量は、原則として、400字詰原稿用紙40枚(本文10.5 pt(ptはポイントで活字の大きさ)で1頁は1680字相当、出来上がり10頁)以内とする。
2.原稿の様式 原則として、用紙A4 (幅 210 mm 、高さ297 mm )に横書きにワードプロセッサで作成し、電子ファイルのディスク(磁気、光等による電子記録媒体)による投稿を前提とする。
投稿に際しては、印字した原稿3部を提出する。執筆者はディスクと控えを保管する。印字原稿には、斜体、太字、ギリシャ文字、上付き、下付きの指定のほか、印刷に必要と考えられる事項を赤ペンにて明示する。
校閲が終了し、掲載決定した時、執筆者はフロッピーディスク又はCD等のディスク(使用したソフトウエア、パーソナルコンピュータに関する情報を添付)と印字した原稿3部又は編集部が指示する部数を提出する。
事情ある場合には400字原稿用紙に手書きの原稿の様式を取ることも認められる。その場合、原稿1部とそのコピー3部を提出し、その他にコピー1部を執筆者の手元に保管し、校閲終了後、版組みをする。この費用は執筆者が負担する。
3.原稿の構成
(1)研究論文、研究ノート及び総説の構成は
1表紙(次項4.参照)
2表題、著者名及びそれらの英文
3英文要旨及びキーワード
4本文(参考文献及び必要な後注等を含む)
5表及び図(写真を含む)
とする。
(2)解説、資料ほかの記事の構成は
1表紙(次項4.参照)
2表題、著者名及びそれらの英文
3必要に応じキーワード
4本文(参考文献及び注等を含む)
5表及び図(写真を含む)
とする。
4.原稿の表紙 所定の表紙様式(本誌各号に添付してあるので、投稿時にコピーし使用する)に次の事項を記入し、原稿に添える。
a記事の種別
b執筆者及び所属(和文、及びローマ字(欧文)姓は大文字)
c表題(和文及び欧文)
d本文及び図表等の枚数
e連絡先、Eメールアドレス等
f使用したパーソナルコンピュータ、ソフトウエア(Microsoft word,一太郎、圧縮ソフト名等)等に関する情報
g連絡事項等
h必要とする抜刷部数(有料、50部単位)
iその他必要事項
5.英文要旨及びキーワード
(1)研究論文、研究ノート、総説の場合
本文のはじめに英文要旨(Abstract)を記す。但し、研究ノートでは省略することができる。
英文要旨は第三者が本文を読み、それを紹介する形式で、150ないし250語に纏め、字の大きさ9ptのローマン活字(centuryはこれに含まれる)にて、段組なし且つ行変えなしで記す。
キーワード(Keywords)は段組なし、9 ptの活字で、10語以内、又は2行以内に記す。一般には英文要旨に準じ英単語によるが、和単語により纏めて記す場合、漢字外の外来単語はカタカナ書きとする(ローマ字はまじえない)。
(2)解説、資料、随想等の場合
キーワードを、上記と同様な方法で付することが望ましいが、事情により省略してもよい。
6.本文の形式 本文は、原則として、字の大きさ10.5 ptのMS明朝体により、1頁21字、40行、2段組、段間 10 mm、左右余白それぞれ約20 mm、上余白22 mm、下余白34 mm(版面幅171 mm 高さ241 mm)として作成した電子ファイルとする。事情により、図表を別にしたテキストファイルとしてもよい。印刷に必要な事柄は印字原稿に赤ペンで指示する。
7.文体、用字、字体、句読点 原則として、口語体、当用漢字、現代かな使い、算用数字(ただし、ひとつ、ふたつ等は国語審議会が勧める一つ、二つ)を用い、字体は明朝体、句点はコンマ(、)、終止点はピリオド(。)とする。算用数字と欧字は半角で記す。
8. 章等の見出し 章の見出しはゴシック体で2行取りとし、節の見出しは明朝体とする。
9.単行書・雑誌の題名 本文中に述べる書籍、雑誌の題名は、和漢語ならば『・・・』と表し、欧語ならば斜体で表す。論文の題・章節の題・文書の題は、和漢語ならば、「・・・」と表し、欧語ならば“・・・”と表す。活字の指定に必要な事項は赤ペンにて指示する。
10.年号 西暦以外の紀年表示も併用して年号を表す場合には、例えば、平成10(1998)年、又は1998(平成10)年のように、強調する紀年を先に、( )内に対応する年号数を記入し、後に年をつける。ただし、元年は、昭和1(1926)年のように算用数字で1年と表す。
11.固有名 漢字圏以外の外国の人名及び地名は原則としてカタカナで記し、一般的なもの以外は、初出箇所のカナ書きの後へ、(・・・)の形で、元のつづり又はそのローマ字転写を添える。
12.引用 3行以内の引用は文中に“・・・”と記し、それより長い引用は、改行し、左端を2字あけてから記す。
13.謝辞 結論の後に、本論文を纏めるに当たり討論、支援等を受け、それに対して感謝の意を述べる必要があるとき、この謝辞欄を設けて記す。
14.追記または追付 必要のある場合に本文と同じ形式で記す。
15.脚注 脚注は9pt で記す。
16.注 本文の該当箇所に、注(1)、注(2)、・・・を付け、本文の後に、注を通し番号の順に記す。
記述中の書名、論文名等は上記9による。
17.参考文献 本文の該当箇所の右肩に1)のように通し番号1)、2)、・・・を付け、本文の後に通し番号の順に文献を記す。文献は、原則として、次の例に従って記す。ただし、出版地名は自明と考えられる場合には省略してもよい。
(1) 書籍の場合の記入順
文献番号)著者、編集、訳者:書名、発行所、出版地、(西暦年)、初頁~終頁
(2) 論文、記事等の記入順
文献番号)著者:表題、誌名、巻‐号(西暦年‐必要に応じ月日)、初頁~終頁
例1 和漢文の書籍
小泉袈裟勝:歴史の中の単位、総合科学出版、東京、(1974)、320~329頁
例2 和漢文の論文
馬場章:後藤四郎兵衛家の分銅家業、計量史研究、19‐1(通20)(1997)、25~42頁
例3 和漢文の論文、記事
小倉光男:江戸の枡、日本計量新報、2415号(2001-09-30)、5頁
例4 欧文の書籍
Kisch, B.: Scales and Weights – A Historical Outline, Yale UP, New Haven and London, (1965), pp.155~162
例5 欧文の論文
Gulbekian, E. : The Origin and the Value of the Stadion Unit used by Eratosthenes in the Third Century B. C., Archive for History of Exact Science, 37-4(1987), pp. 359~363
18.表 表は原則として、9pt で記す。
19.図その他 図版、写真並びにそれらに類するものは、そのまま製版できるような形式にしたもの、又はそれらを入れたディスク(本文と同じ又は別のディスク)を添付する。それらの挿入箇所を印字原稿中に指示する。
付則1.本誌は1998年発行の第20巻第1号(通算第21号)から、A4サイズで刊行する。(1998年8月1日制定)
付則2.ワープロ原稿執筆要綱は廃止する。(1998年8月1日制定)
付則3.2001年12月15日一部(2段組等)改定
付則4.この要綱は2006年8月1日より実施する。