宣文鵬
[要 旨]グローバル化の発展に従って、世界の文化交流はますます頻繁になって
いる。テレビは各家庭に普及されているので、ドラマも最も大衆の歓迎さ
れる娯楽形式になっている。本稿では中日両国におけるドラマの発展現状
と特徴を考察し、両者の比較研究をする、それによって中日のドラマに反
映された中日文化 の相違を掲示する。中日文化の共通点と相違点を明ら
かにする。これは中日両国文化の交流を更に強めるのとお互いに理解を増
進するのにも対して重要な意味を持つ。
[キーワード]ドラマ 中日文化 差異
[中文摘要]随着全球化的发展,世界文化的交流越来越频繁。电视剧是一种贴近生
活,最受大众欢迎的娱乐形式,因其作为文化传播桥梁,交流也在逐年的
增加。因此研究中日两国电视剧的发展现状以及特点,对于进一步加强中
日两国的文化交往,增进互相了解,有着举足轻重的意义。本论文将就中
日两国电视剧的现状以及特点进行深入研究,从而揭示中日电视剧所反映
的中日文化的差异。中文部分对照上面的日文,修改一下吧。
[关键词]电视剧 中日文化 差异
1.はじめに
グローバル化の発展に従って、世界の文化交流はますます頻繁になっている。テレビドラマは生活の実情とかけ離れないので、最も大衆の歓迎される娯楽形式である。テレビドラマは文化伝播の橋として、海外での上映も年々増加している。中日両国は一衣帯水の隣国で、悠久な交流歴史を持っている。中日の国交樹立の後で、両国の交流の回復に従って、日本ドラマもたくさん中国に導入されている。しかも日本テレビドラマは中国の民衆に歓迎されて、日本語習得の一つの手段にもなっている。
ドラマの中で古典の文化が埋蔵されるだけではなく、その上近代的な元素も入り混じされている。近代的な科学技術の手段を通して、人々の目の前で古典的および近代的な社会生活文化を再現する。楽しんでいる過程で、新鮮で明快な近代的な元素を気楽に感じることができるだけではなくて、知らずのうちに作品の中に浸み込んだ民族文化の魅力も体得することができる。そして中日両国のドラマの発展現状と特徴を研究するのは、中日両国文化の交流を更に強めるのとお互いに理解を増進するのに対して重要な意味を持っている。
2.日本ドラマについて
2.1 発展歴史について
日本ドラマというのは、常に日本テレビ局によって特定の晩の時間帯に放送された連続ドラマを指す。その内容は通常に愛情のストーリを主要な題材にするのである。しかしたくさん特定の職業の職場の場面に重点をおいて語るものもあるし、普通な大衆の日常生活のシーンを主軸にするものもあるし、漫画を脚本とするストーリもあるし、社会の写実的なドラマもある。
日本のドラマは映画から発展された。1953年、日本のテレビ放送開始の年からテレビドラマの歴史は始まっていた。それから、高度経済成長を背景にテレビドラマは順調に発展していき、またドルショック、オイルショックの影響を受け、ドラマも1つの時代の区切りを迎えたようになっていた。
2.2 特徴について
いま日本ドラマは中国で流行っている。日本のドラマは何の特徴があるか。それについて、以下のようにまとめる。
第一は、日本ドラマには新鮮なイメージがある。また、様々な新しいテーマを取り入れているだけではなく、ストーリー性があり、人々に感動を与えるものが多い。日本ドラマは時代に従って、テーマが変わっている。日本ドラマの内容は、日本の社会問題をテーマにしたものが多い。例えば、援助交際、不倫、セクハラ、校内暴力、家庭内暴力、性、障害者問題、失業、政界やビジネス界のスキャンダル、受験戦争や連続殺人などである。例えば、1970代に説教ドラマが流行っている。有名なのは「三年B組金八先生」である。1980代に物質と夢みたいドラマが社会に満ちている。有名なのは「男女七人夏物語」である。そのあとで1990代の以来、日本ドラマのテーマは様々になっている。日本は世界の題材を採用して、自分のドラマを作っている。その中に日本風のドラマを主にする。例えば、「東京ラブストーリ」「人間失格」などがある。
第二は、日本ドラマは日本の特典?を表す。日本ドラマの中に日本の俳優の自然な演技や優れた演出、ハイレベルの撮影、美しい風景(東京タワー、レインボー・ブリッジ、富士山など)、そして聞き飽きることのない主題歌のよんな日本伝統的なものがある。日本ドラマの中に時々日本風のものが見られる。日本の着物や日本料理や和室などである。日本のドラマは自分の伝統的なものを流れる傾向がある。例えば「ボーイハント」、「不良少年」などがある。
第三は、日本ドラマはの人間性を表したものが多い。人々の関係とか、努力とか、いろいろな面から日本人の性格を表す。
第四は、人物の感情が非常に繊細で、会話も文学的である。日本ドラマの中に日本人の理想と追求や心の描写がある。例えば、「白い巨塔」はライバル同士が未来を掴むこと、もしくは自分の理想を貫くことを通して正反対な人間を描いているのである。「大奥」はただひとつ自分の信念を強くもって生き抜くことである。「魔女の条件」では真の愛が驚くほどの執着心を生むことである。「電車男」は一生懸命自分を変えようとするオタクとそれに感動するネット友達という社会を描写するのである。
第五は、日本ドラマは喜劇的な結局が少ない。ストーリが優美であるが、結局が悲劇がちである。これも日本ドラマの特徴である。
また、日本ドラマの中にずっと字幕がある。それも日本ドラマの特徴である。これも特徴の一つ?
以上は日本のドラマの特徴である。
3.中国ドラマについて
3.1 発展歴史について
中国のドラマは他の国に比べてその出発が比較的に遅れる方である。中国最初のテレビ放送局の北京TV(現在の中央TV)が1958年5月10日創設されたし、その年6月15日にここで中国最初のドラマ「一口菜餅子」を放送したのでこれがまさに中国ドラマの最初である。中国のドラマ歴史は概して五段階で分けることができる。
第1段階:1958年~1966年、中国ドラマの草創期である。この時期に放送されたドラマの数はとても少なく、8年の間に北京TVで放送されたドラマは87編に過ぎなく、内容は一般的に英雄的な人物を称賛したことに偏重されていて制裁の幅が狭くて水準もとても低かった。
第2段階:1966年~1976年、中国ドラマの沈滞期である。この時期は文化大革命期間で一編のドラマも創作されなかった。
第3段階:1978年~1983年、中国ドラマの回復期である。この時期にはドラマの創作面で比較的大きい発展を成し遂げた。1983年中央TVで放送されたドラマは428編に達する。種類と様式、芸術性面で順次豊富で多彩になったし、TV連続ドラマ、ドキュメンタリードラマ、歴史人物伝記ドラマ、喜劇ドラマなどが出現した。
第4段階:1984年~1990年中国ドラマの発展期である。この時期にはドラマの数量が大幅に増加した。1989年全国的に2035編のドラマが創作されたが、現実を反映して普通の人々の献身的な精神を称賛したのが創作の主流になった。芸術的な面でもその水準が大きく向上した。創作面ではドラマ芸術規則の摸索と人物性格、内面世界の描写を重視したし、感想のための配慮も日々強化されていった。
第5段階:1990年~現在中国ドラマの繁盛期である。中国のドラマは現在ドラマの"基地化"生産段階に入っだ。ドラマの連続化、通俗化および室内劇の興起で1996年には8000編余りのドラマが創作された。時代性と豊富で多様な芸術性を整えた優秀な作品らがたくさんあふれ出ることによってドラマ視聴の熱気が一層高まっている。
中国のドラマの発展と内容を見て、中国ドラマの特徴は以下のようなのである。
第一は、中国の早期のドラマは全般的な創作面で見ればそれほど好転することができなく、芸術的な水準もたくさん欠如していたのである。中国のドラマの中に広告がたくさんある。
第二は、中国のドラマは一般的に現実を反映するの面に生活に限る。社会の問題をあまり提起しない。社会の改革についてのドラマがあまりない。
第三は、テレビドラマの観衆の数が多いである。最近十何年間中国経済の発展と国民生活水準の向上に従ってTVが速かに普及してTVを視聴する人がますます多くなった。ドラマも発展された。ドラマのテーマも多彩になっている。最初の農村の題材から都市に発展している。内容も豊かになっている。方言で話すドラマも増えっている。
第四は、現在中国のドラマはますます他の国の視聴者たちの歓迎を受けていて、これによって多くのドラマが日本と東南アジアの国に放送された後良い反応を呼び起こしている。
第五は、中国の戦争ドラマがたくさんある。革命と反侵略のテーマはずっと中国ドラマの焦点である。
第六は、現在TV放送局が各省と市に皆ある。これらで毎年数千編のTVドラマを製作している。TVドラマの創作を促進させるために関連部署では定期的にTVドラマ授賞式を挙行している。
4.日中ドラマの比較について
以上の紹介によって、日本ドラマと中国ドラマを比較して、以下の共通点と相違点をまとめる。
特徴によって、日本と中国のドラマの内容が豊かである。生活の各方面に及ぶ。歴史についてのテーマもあるし、日常生活についてのものもある。両国のドラマの発展は短劇から今のドラマに発展していた。両国は時代に従って、時代に合うドラマを作っている。それは時代を主題にして、主題なりのドラマを作っている。
一般的な認知で言うと、ドラマとはただの娯楽で暇つぶしの道具だが、日本ドラマはそれと異なる。シナリオライターやディレクターはただ視聴者の顔色ばかりを伺って、物語から視聴者へメッセージを送ることができない。何の意味?日本ドラマは娯楽だけによって、制作しているわけではない。そこに人を畏敬させる気持ちがある。つまりはそれらのストレスを和らげる物質的刺激が必要になってくる。例えば、歴史ドラマ「金枝欲孽」と「大奥」とを比べると、「大奥」には内容を抜きにしても精神世界が残った。
日本ドラマは現実に即しているので、そして結局も現実に則する。最後にストーリの問題が必ずしも円満に解決というわけではない。中国人は古くから円満を追求するので、そのかなわない理想をドラマに移植して、それをドラマの中に現実させる。
日本ドラマの中に日本の俳優の自然な演技や優れた演出、ハイレベルの撮影、美しい風景(東京タワー、レインボー・ブリッジ、富士山など)、そして聞き飽きることのない主題歌のよんな日本伝統的なものがある。中国ドラマの中にそのようなことがあまり見られない。
日本のドラマはいつも探偵と愛情を主題にする。中国はいつも歴史や革命や反侵略の戦争を主題にする。例えば、日本の「相棒」や「特命刑事」など、中国の「秦始皇」「大決戦」「歴史の天空」などである。
5.テレビドラマから見た日中文化の相違について
両国のドラマの比較を通して、その中に反映した文化が異なることがわかった。それはどのような相違があるのか。以下に分析する。
日本人が危機意識をもっている。日本の面積は約三十八万平方キロメートル、人口は一億二千万人である。しかも、全国土がほとんど森林に覆われた山地なので、人口の密度が大きい。そのほかに、日本列島は地震帯に属しているため、火山と地震がとても多い。ほかに、国土が狭いので、石炭、石油と鉱産物資源も不足である。そして、日本人が強い不安感と危機意識をもっている。この意識をもっている日本人は、個体の弱さと整体の強さを認識する気持ちを持っている。そして、ドラマの中にこのような精神を加えて、人々に宣伝する。中国は広いし、ものが多いのである。そして、ドラマの中で、集団意識がないようである。しかし、中国のドラマに歴史的な物語が多くある。中国人の長い歴史観を示した。
日本人の「和」意識は日本人の民族精神の核心である。聖徳太子は、十七条憲法の第1条で「和を以て貴しとなす」という趣旨を説いた。「和」ということは、チーム、集団、職場の状態を調和できる。そして、自然の様々な現象に調和を見出し、自然と調和して生きるように心がけてきたのが、日本人の生き方だといえる。日本人はドラマの中に現実の世界を掲示する。しかもその結局も現実に合う。それは日本人に事実を尊敬する必要がある理念を伝える。
ドラマの中に日本風な伝統的なものがたくさんある原因は日本人も自分の伝統文化を重視するのである。日本人は物哀れ、幽玄、わびのなどの日本伝統的なものを日本の美意識にする。日本人は明治維新から現代社会に入っていた。しかし、日本人は自分のいいものを保持して、別人のいいものを吸収して、自分を発展する。中国は文化革命によって、伝統的なものをほとんど失った。
また、中国に戦争についてのことを主題するドラマがたくさんある。なぜなら、中国の近代にアヘン戦争からずっと戦争が絶えなかった。しかも、それは中国が侵略される戦争である。日本はそのような戦争がなかった。
当論文は中日両国のドラマの現状と特徴について考察し検討してきた。まず、日本ドラマの現状と発展の歴史と中国のドラマの現状と発展の歴史を紹介する。そして、中日のドラマを比較する。最後に、中日のドラマの反応した中日の文化の差異を研究する。中日ドラマの比較によって、両国はお互いに理解することができる。一方、日本の文化の理解に対して増進し、中日交流を促進して、同時には我が国の5千年の優秀な文化がもっとよく現れることができる。
今は世界がグローバル化になっている。国際交流がますます広くなっている。今の中国は一衣帯水の友好隣国の日本との往来も一層頻繁になっていく。特にWTOにはいってから中日交流が年々増えている。もし小論が日本文化研究と日本語学研究の参考に資する点があれば幸いである。
浅学非才な身であるのにもかかわらず、敢えて今まであまり開拓されていないものにチャレンジして来たが、極初歩的な者しかできず、問題点も免れないのは言うまでもない。小論では資料と研究の不備などで、はっきり論じられないものもあるかもしれない。これからの研究を待つであろう。
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诚 信 声 明 书
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